スペアミント

2015.7.4
スペアミント

茎の断面は四角で、スペアミントのスペアは、英語で槍の意味、
葉の先がとがっています。香りは、ペパーミントよりもスースー感が少なく、
やや甘味のある感じがします。
ミントの特性でしょうか、地下茎を伸ばしのてどんどん増殖しています。
さらに、切り枝を水にさしているだけで、根を出して来ます。生命力が旺盛ですね。

欧米では、料理に使うミントといえば、スペアミントを指します。
私は、フレッシュな葉を、緑茶や紅茶とブレンドして飲んでいますので、
利用価値が上がってまいりました。清涼感が楽しめます。

**********〜〜〜〜〜精油 スペアミントのお話〜〜〜〜〜〜〜**********

主要含有成分表  提供;KENSO
ケトン類−カルボン 50-80%
モノテルペン炭化水素類・リモネン 10-20%
・β−ミルセン
セスキテルペン炭化水素類(中性または不明)に帯電している分子
・β-ブルボネン
モノテルペンアルコール類trans-カルベオール
・根以外の全草から、水蒸気蒸留法にて採取されます。
・香りは、やや甘くグリーン調で清涼感があります。
・主要成分が、メントールやメントンとは異なるので、ペパーミント
 アルベンシスミントとは精油の特性が異なります。
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芳香成分類の主な作用と芳香分子の固有作用について
今までに発見されている、芳香成分がもたらす人体への影響は、下記を参考にしてください
ケトン類・粘液溶解作用 3+
・脂肪溶解作用 3+
・胆汁分泌促進作用 3+
・去痰作用 3+
・瘢痕形成(創傷治癒)作用 2+
固有作用

-カルボン
     (中枢神経鎮静作用)

モノテルペン炭化水素類・鬱滞除去作用 3+
・抗炎症作用 3+
・コーチゾン様作用 3+
・抗ウィルス作用 3+
・抗菌作用 2+
固有作用

・リモネン
    (肝臓強壮作用、腎臓刺激作用、蠕動運動促進作用)

セスキテルペン炭化水素類
モノテルペンアルコール類 ・抗菌作用 3+
・抗ウィルス作用 3+
・抗真菌作用 3+
・免疫調整作用 3+
・神経強壮作用 2+
・抗寄生虫作用 +
固有作用

NRAD JAPAN 編集:ケモタイプ精油事典より引用

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